続けると決めた、その先に道ができた

株式会社一色テキスタイル

続けると決めた、その先に道ができた

【企業プロフィール】

  • 企業名: 株式会社一色テキスタイル
  • 所在地: 京都府与謝郡
  • 創業: 昭和40年
  • 代表: 2代目代表・一色直樹 氏
  • 事業内容: 丹後ちりめんの製造・販売。和装需要が激減する中で事業を承継し、多額の負債を抱えながら再建に挑んでいる。
  • 公式サイトhttps://isshiki-tex.jp/

違和感の始まり

「丹後ちりめんを絶やしてはいけない」

2002年、事業を承継したとき、会社には多額の負債が残されていました。売上は最盛期の数分
の一。 周囲の専門家からは、「承継はやめた方がいい」とまで言われる状況でした。

数字だけを見れば、畳むという選択は合理的だったかもしれません。
それでも。「ここで終わらせたくない」という想いだけが、胸の奥にありました。

判断の分岐点

「本当に続けられるのか」 孤独の中で揺れていたとき、顧問税理士から言われた一言が転機となりました。

「税務は過去の処理。再建には、別の設計がいる」

その言葉をきっかけに、再建を“感情”ではなく“計画”で考える決断をしました。
「続ける」と腹を括る。
そこから初めて、現実的な道が見え始めました。

伴走の中身

最優先事項は、資金繰りの崩壊を止めることでした。
銀行との交渉に集中し、条件変更と追加融資の道を探りました。

その前提となる「実効性ある事業計画」を短期間で策定。何度も金融機関へ足を運び、数字とロ
ジックを積み上げて対話を重ねました。
結果、返済計画の再構築に成功。

守りを整えたうえで、通販サイトの再設計や卸の強化、リスク管理の見直しに着手。“守りなが
ら攻める”体制へと作り変えていきました。

残った声

「経営者は孤独です。でも、一緒に汗をかいてくれる味方がいた。
無理のない返済計画ができ、商売を“当たり前に続けられる”。
その安心感が、いまの挑戦を支えています」

最後に

再建は、ノウハウだけでは進みません。
かといって、覚悟だけでも続きません。

「続ける」と決める。その決断を、現実の設計に落とし込む。
一色テキスタイル様が守ってきた伝統が、次の世代へ確かに繋がるように。私たちはこれから
も、その歩みに寄り添い続けます。

Contact

その決断の、一歩手前で。 まずは、現在地を整理する
ところから。

まずは60分、現在地の「把握」から始めませんか。
営業の場ではありません。現状のノイズを取り除き、論点を可視化することが目的です。