金融機関との対話が、「噛み合い始めた」理由
タイキ化学株式会社
金融機関との対話が、「噛み合い始めた」理由
【企業プロフィール】
- 社名: タイキ化学株式会社
- 所在地: 大阪市平野区
- 事業内容: プラスチック製造業(射出成型加工)
- 背景: 昭和40年創業。田中清貴代表は2代目として14年前に事業を承継。現在は3代目候補である長男も入社し、次世代への承継を見据えた経営を行っている。
Trigger
違和感の始まり
コロナ禍が明け、ようやく前を向こうとしたタイミングでした。
電気代の高騰。 人件費の上昇。
製造コストが急増するなかで、「このままでは追いつかない」という焦りが生まれました。金融
機関からは、より詳細な説明を求められる。
しかし——何を、どう伝えればいいのか分からない。
銀行と話すための“共通言語”が、社内に整っていませんでした。
Turning Point
判断の分岐点
金融機関からの紹介で、UKパートナーズ・梅村と出会いました。
「自分が何をできていないのかさえ、分かっていなかった」
田中社長はいま、そう振り返ります。
税理士に依頼し、会計処理は整っていました。
ただ、それは“過去の整理”。
これからの経営をどう描くのか。
銀行と、未来をどう共有するのか。
そこが、抜けていました。「経営計画」を軸に、対話の質を変える。
それが、大きな転機でした。
Implementation
伴走の中身
まずは大阪府中小企業活性化協議会へ同行し、405事業(経営改善計画策定支援事業)を活用。
公的な枠組みの中で、現状を客観的な数字に落とし込みました。
さらに、現場に即した原価管理を再設計。
その結果、原材料高騰に対する価格交渉も、感覚ではなく「根拠」で進められるようになりまし
た。
現在は社外CFOとして、予実管理を軸に「次の一手」を共に考える体制を継続しています。
Client Voice
残った声
「金融機関との話が、確実に行いやすくなりました。
要求に対して適時に対応できるようになり、話がとてもスムーズです。
何より、常に味方がいるという安心感が、経営判断のスピードをまったく違うものにしてくれま
した。」
Closing
最後に
対話が噛み合うようになったのは、数字だけでなく「前提」が整ったからです。
それは資金調達のためだけではなく、経営判断を速くするための準備でした。
次の世代へ向けて、これからも静かに伴走します。